評価 ★★★★☆
久しぶりにショーン・コネリーの『ザ・ロック』を観た。一言で喩えると『映画版メタルギアソリッド』
1996 アメリカ "The Rock"
あらすじ。
海兵隊の英雄・ハメル准将が反乱を起こした。彼らは化学兵器VXガスを奪取し、かつて刑務所だったサンフランシスコ沖のアルカトラズ島に、観光客を人質に立てこもった。政府に対し、要求が飲まれなければVXガスミサイルをサンフランシスコの街に発射すると要求。
対応に苦慮した政府はかつてアルカトラズ刑務所から脱走した経歴をもつ元SAS隊員のメイソン(ショーン・コネリー)を幽閉から解き、FBIの化学スペシャリスト、スタンリー・グッドスピード(ニコラス・ケイジ)との二人に、SEALsの突入作戦への同行を命じるのだった。みどころは
- ショーン・コネリーの『政府も恐れる無敵の男』感と渋さ
- いちいちケレン味と迫力がある激しいアクションシーン。特に序盤のカーチェイスのあたり。
やっぱりアクション映画の名作。久しぶりに見て、もちろん文句なしに面白かったのだが、メタルギアソリッドV:GZのプレイ後だったからが、共通点が多いことに気づいた。
まず、メタルヒアソリッドVの初老のスネークがショーンコネリーに激似。
眼光のするどさから、アゴヒゲの生え方までそっくり。(実際はVのスネークの顔はキーファー・サザーランド(『24』のジャック・バウアー)の顔をを3Dキャプチャしたもののはずだけど。この写真みるとショーン・コネリーのほうがそっくり)
ストーリーや設定も共通点が多い。
- アメリカの特殊部隊(海兵隊/FOXHOUND)が大量破壊兵器(VXガスロケット/メタルギアREX)を奪取し反乱、人質を取り島(アルカトラズ島/シャドー・モセス島)を占拠し立てこもる。 ≒メタルギアソリッド1
- 単独潜入と格闘術のエキスパートの主人公(メイソン/スネーク)と、科学者(スタンリー/オタコン)のコンビでテロリストに挑む ≒メタルギアソリッド1,2
- 潜水艇と泳ぎで施設に潜入 ≒メタルギアソリッド1,2
- テロリストに占拠された施設にシールズと共に潜入、ただし初戦でシールズは全滅し、主人公たちだけが生き残る。 ≒メタルギアソリッド2のプラント編
- 物語中盤で敵に捕らえられ、投獄されるが、脱出して反撃する ≒メタルギアソリッド1~3
- 潜入作戦失敗の場合は、主人公もろとも施設が空爆される ≒メタルギアソリッド1, 3
- ピンチの時は注射器を自分の胸に刺して難を逃れる ≒メタルギアソリッド4
ザ・ロックが1996年、初代メタルギアソリッドが1998年。映画好きで知られる小島監督だけに結構影響を受けているのは間違いなさそう。
Youtubeにザ・ロックにメタルギアの音楽をつけたMADムービーがあった。かなりシックリくる!
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