2011 アメリカ "Sherlock Holmes: A Game of Shadows" 128分
ロバート・ダウニー・Jr演じる新生ホームズ二作目。
前作も正直そんなに響かなかったのでこの二作目も観ないでいたのだが、評価が案外高いので思い切って観てみたのだが。。
これが、びっくりするほど退屈だった。
前作はまだ冒頭のホームズの未来予知の能力を活かしたボクシングのシーンとか、謎解きとか、まだ観どころが合ったのだが。。今回は見終わっても印象に残ったシーンが全くなかった。一つ一つのシーンは映像的にもかっこいいし、雰囲気はいいのだが。。
前半の複雑なキャラクターの関係も、蓋を開けて見れば勧善懲悪のシンプルな話で、特に面白い謎解きはなし。ミステリー要素は薄くて、ただのアクション映画だった。キャラクターの名前とか覚えるのが大変だっただけに、ものすごくガッカリしてしまった。
ボクシングシーンも前作の劣化版焼き直しだった。。
これで128分は長い。アクション映画と割りきってもっと短くシンプルな話にしてくれたらまだ楽しめたと思うのだが。
アクションシーンはド派手で演出も凝っていて、俳優陣もすごくいいので、なんだかもったいない映画だなあ、と感じた。