「コーヒーは手挽きに限る」そう思っていた時期が俺にもありました。。。
いままで、コーヒー豆をこういう手動のミルで挽いていたんだけど。。 いい加減ツラくなってきた。たまに自分用で1~2杯分入れるくらいならまあ、なんとかがんばれてたんだけど、飲む頻度も増えてきたし、家族や来客で5~6杯入れたいとなると、手もかなり疲れるし時間もかかる。落ち着いてコーヒーブレイクする前にクタクタになってしまう。
あと、このバールの手挽きミル、フタが付いてないので、挽いている最中かなり豆が飛んでしまうという問題があった。毎回床掃除するはめになり、これも結構ストレスだった。仕方ないので百均の容器のフタに穴を開けて代用していたんだけど、この残念感は否めなかった。家で豆から淹れるコーヒーは「雰囲気と気分」が全てだと思っているので、これでは台無しである。
青芳製作所
売り上げランキング: 86,533
売り上げランキング: 86,533
あと、このバールの手挽きミル、フタが付いてないので、挽いている最中かなり豆が飛んでしまうという問題があった。毎回床掃除するはめになり、これも結構ストレスだった。仕方ないので百均の容器のフタに穴を開けて代用していたんだけど、この残念感は否めなかった。家で豆から淹れるコーヒーは「雰囲気と気分」が全てだと思っているので、これでは台無しである。
というわけで、思い切って電動ミルを買うことにした。
調べてみたら、メリタの電動ミルが、なんと2,000円! バールの手挽きミルは3,500円くらいしたので、半額ちかいじゃないか。まともに使えるのか半信半疑だが、まあこの値段なら失敗しても痛くないし、ダメもとで買ってみた。色は白と黒の二色だったので、黒の一択!
Melitta (メリタ)
売り上げランキング: 91
売り上げランキング: 91
Melitta (メリタ)
売り上げランキング: 609
売り上げランキング: 609
Amazonで注文して、2日で届いた。
パッケージはこんな感じ。側面では創業者・メリタ婦人押しが凄い。ペーパードリップを発明したのはこの人だったのか。。 メリタ婦人すごい。コーヒー文化をありがとう。
ケーブルはちょっと短い。30cmくらい。
フタは手で簡単に外れる。底にブレードがある。とくに調節ねじとかはなく、すっきりした構造で掃除はしやすそう。
いままで使ってた手挽きミルとサイズはほぼ変わらない。ハンドルがない分小さいくらい。
ちょうどアメリカのサンマテオに出張で行ったときに買ってきた、JAMES COFFEE の「NIGHT OWL」(深入り)があったので、レッツトライ! 現地ではめちゃ美味いとけっこう評判らしい。これはブレンドだけど、最近東京にも進出してきて話題のブルーボトルコーヒーと同様、JAMES COFFEEも豆にこだわるサードウェイブ系コーヒーショップ。ちかごろアメリカ出張が楽しくて仕方ない。
メジャーカップで3杯分入れてもこんな感じでけっこう余裕。まだまだ入りそう。
ボタンを押すと、「ガー」という音。そんなにうるさくはない。
20秒ほどであっという間に「サー」とさらさらした音に変わったのであわててボタンを離す。開けるとすっかり粉。早ッッ! いままで必死こいて手で挽いていたのはなんだったんだ。。 ケーブルがちょっと短いと思ったけど、こんなに早く挽けるなら挽く間だけ床でやるのもアリかもしれない。
そのままミルごとひっくり返せるので、挽いた豆を直接ドリッパーに入れられる。これは簡単。電動ミルは熱を持つので豆の味が損なわれるというけど、特に豆が熱くなった感じはしないので大丈夫そう。
と、なんと早すぎてお湯がまだ沸いていない! いままでお湯が沸くタイミングを目指して必死に豆を挽いていたのに。。 感動しつつ、しばし湯が沸くのを待ち、ドリップ。
ちなみに愛用のやかんはこれ。これも1600円で格安だったけど、細くお湯が出せるので、きれいにドリップできて気に入っている。
パール金属
売り上げランキング: 1,343
売り上げランキング: 1,343
コーヒーサーバーは10年前からずっと使っている国産ハリオ製。ぜんぜん壊れない。
ハリオ
売り上げランキング: 4,417
売り上げランキング: 4,417
いつも豆を焙煎してもらう行きつけの豆屋さんで教わったとおり、白い灰汁がフィルターにつかないように気を付けながら、「の」の字でお湯をゆっくり入れていく。本当かどうかしらないけど、この白い灰汁がフィルタにつくと雑味が出て美味くなくなってしまうらしい。
ドリッパーはサンフランシスコ市街のブルーボトルで買ったやつ。白字にワンポイントのデザインが、なんとなくアップル製品を思わせる。ミーハーっぽくてちょっと恥ずかしいけど、これもかわいいので気に入っている。
実食。深みがあって美味。挽きたてのコーヒーが家でこんなに簡単に味わえるとは。。 いままではお店で焙煎してもらった豆も、忙しかったりすると飲みきれないまま時間がたって酸っぱくしてしまっていたけど、これからはサクサク気軽に飲めそうだ。
時間と挽き具合を検証してみた。左から、メジャーカップ2杯分を、ゼロ秒間、5秒間、10秒間、20秒間挽いたもの。この量だと20秒たらずで完全な粉状になってしまう。自分は深入り派だからいいけど、あっという間に粉状になってしまうので、アメリカンで淹れたい人は練習が必要そう。
手挽きミルと違って水洗いができないのがどうなの? と思ったが、ブレード部分がすっきりした構造なので日々の掃除はむしろしやすそう。掃除用にちょっとしたブラシがついてくるけど、置き場所に困るしブラシ自体の掃除がめんどくさい。自分は使った後にクッキングペーパーで軽く掃除する感じになりそう。
これはいい買い物だった。メリタ婦人、ありがとう!
Melitta (メリタ)
売り上げランキング: 91
売り上げランキング: 91
Melitta (メリタ)
売り上げランキング: 609
売り上げランキング: 609